終末期ケアに特化したコミュニティホーム運営
はじまりの家そらは、「最期のときは家で迎えたい」という切実な願いに応えるため、東久留米を拠点として終末期のリトリートステイと訪問看護サービスを組み合わせた革新的なコミュニティホームを運営しています。単なる介護施設の枠を超え、ご利用者様が住み慣れた地域で尊厳ある最期を迎えられるよう、一人ひとりの想いに深く寄り添いながら、これまでにない新しい形の終末期ケアサービスを提供しています。
はじまりの家そらでは、短期滞在される高齢者や身体・精神に障がいをお持ちの方々への身体介助をはじめ、食事や入浴、排泄の介助といった日常生活全般のサポートを専門スタッフが担当します。訪問看護と施設でのケアを組み合わせることで、ご利用者様とそのご家族が安心して過ごせる環境を整備し、人生の最終段階において本当に必要とされる質の高いケアサービスの実現に努めています。
世代を超えた地域共生コミュニティの創造
はじまりの家そらは、介護施設としての機能に加えて、地域の方々が世代を超えて交流できるコミュニティホームとしての役割を積極的に担っています。施設内にはコミュニティスペースを兼ねたカフェを併設し、生きるうえで重要な「食」を通じて、ご利用者様だけでなく地域住民の皆様が自然に集える温かな空間を提供しています。また、定期的に開催される地域イベントを通じて、多様な世代や立場の人々が交流し、お互いを支え合える関係性の構築に取り組んでいます。
このような地域共生型のアプローチにより、はじまりの家そらは従来の福祉サービスの概念を大きく拡張し、人と人とのつながりを大切にしながら、誰もが安心して過ごせる社会の実現を目指しています。新しい福祉のモデルケースとして、既成概念にとらわれることなく、地域社会全体の福祉向上に貢献する革新的な取り組みを継続的に展開しています。
スタッフ主導による福祉の未来創造への取り組み
はじまりの家そらは2015年3月6日に設立されたスタートアップ組織として、これからの福祉と医療のあり方を模索する過程において、スタッフ一人ひとりの意見や提案を積極的に取り入れる風土を大切にしています。立ち上げ段階だからこそ実現できる高い自由度の環境下で、現場で働くスタッフの声がそのまま福祉の未来づくりに反映される体制を整備し、新しいことに挑戦したい意欲的な人材が活躍できる職場環境を構築しています。
NPO法人コミュニティケア・ライフが運営母体となり、既存の常識にとらわれない福祉サービスの追求を通じて、スタッフ自身も成長と充実感を得られる働きやすい環境づくりに注力しています。研修や勉強会といったスキルアップの機会を豊富に提供するとともに、チームでの交流と切磋琢磨を通じて、看護や介護の仕事を楽しみながらご利用者様により良いサービスを提供できる好循環の創出を目指しています。
持続可能な福祉システムの構築と発展
はじまりの家そらでは、人員不足やスタッフの負担増加といった福祉業界の課題に対し、まずスタッフ自身が公私ともに充実感を得られる働きやすい環境の整備を最優先に取り組んでいます。東久留米・小平・東村山などの近隣地域をサービスエリアとして、個々のスタッフの成長を後押しする研修制度や勉強会を充実させ、生活と人生がより豊かになるような職場環境の提供に努めています。
持続的で質の高い福祉サービスを実現するため、スタッフが遠慮なく意見を述べ合い、より良い仕事と福祉のあり方を共に模索できる組織風土を醸成しています。このような取り組みを通じて、現代日本の多様化する生活様式や家族のあり方に対応した新たな福祉モデルの確立を目指し、これからの福祉業界全体の発展に寄与する革新的なサービス提供を継続していきます。